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更年期外来

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更年期障害とは

個人差はありますが50歳前後で閉経を迎えます。閉経前5年と閉経後5年の更年期には、心身にさまざまな不調が現れることがあります。

原因となる病気がないのにもかかわらず、ホットフラッシュやめまい、イライラなどの更年期症状があり日常生活に支障をきたす状態を更年期障害といいます。女性労働協会の調査では、45歳以上の働く女性のではおよそ7割に更年期の症状がありました。

また、2021年にNHKが実施した調査によると、更年期症状を自覚した女性のうち、15.3%の方が降格、非正規化、無業化のいずれかが起きたと認識しています。

更年期だからと我慢をするのではなく、婦人科に相談することで改善することが可能です。

参考:女性労働協会「働く女性の健康に関する実態調査」

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更年期障害の原因

女性ホルモン

更年期には女性ホルモン(エストロゲン)の分泌は不安定になり、揺るぎながら減少すること主な原因です。

その他

職場や家庭などの環境、性格、年齢による身体の変化等の様々な要因が複合的に関係します。

更年期障害の症状

血管運動神経症状

血管の拡張と放熱に関係する症状のことで、具体的には以下のような症状です。

ホットフラッシュ(顔のほてり・のぼせ)、発汗

身体の症状

疲れやすい、めまい、動悸、頭痛、肩こり、腰痛、関節痛、冷え、皮膚の乾燥、性交痛、膣の乾燥、頻尿

精神的な症状

不安、イライラ、気分の落ち込み、不眠

参考: 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト「更年期障害」

更年期障害の検査

更年期の症状だと思っても、実は病気が原因で症状がでている場合もあります。そのため、重大な病気が隠れていないかを検査することが必要です。

更年期障害の主な原因は女性ホルモン(エストロゲン)の低下です。更年期には女性ホルモンが大きく変動しながら低下するため、更年期における女性ホルモンの血液検査は必ずしも有用ではありません。

月経周期の乱れを女性ホルモンの低下を推定します。また、社会的要因や性格、年齢など更年期障害の原因は多岐にわたるため、複合的に判断をします。

参考: 日本産婦人科学会「更年期障害」

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更年期障害の治療

HRT(ホルモン補充療法) 漢方
治療方法 根本的治療 対症療法
効果の高い症状 ほてり・のぼせ・ホットフラッシュ 精神的な症状、冷え
効果の出る時期 数日(症状による) 1か月
薬の種類 内服・貼付・塗布 内服(主に粉薬)
治療ができない人 いる 少ない

更年期障害の治療には主にHRT(ホルモン補充療法)や漢方薬を使用します。

ホルモン補充療法(HRT)

更年期障害の主な原因である女性ホルモン(エストロゲン)の減少を補うことで、症状を改善する治療方法です。

ホルモン補充療法(HRT)に効果のある更年期症状

ホルモン補充療法(HRT)では、血管運動神経症状:ホットフラッシュやほてり、のぼせに非常に高い効果があります。
日本で行われた臨床試験では、ホットフラッシュの回数、程度の両方で改善が認められました。

更年期症状のほかにに期待される効果

皮膚 コラーゲン量の増加、キメの細やかさ改善
大腸がん、胃がん、食道がん リスク低下

ホルモン補充療法(HRT)の副作用

重大な副作用(頻度は不明)

アナフィラキシー 呼吸困難、血圧低下
血栓症 足の急激な痛み、むくみ、突然の息切れ
胸痛、動悸、激しい頭痛
麻痺、舌のもつれ、突然視野が狭くなる

その他の副作用

子宮 不正性器出血、子宮出血等 16.0%
皮膚 貼付部位の炎症、そう痒感 8.8%
乳房 乳房痛や乳房不快感等 1.4%
胃腸 下腹部痛 0.2%
腹部膨満感、下痢、吐き気 0.6%

頻度が最も多い副作用は不正性器出血ですが、6か月から最長1年以内には消失すると言われています。

久光製薬株式会社:メノエイドコンビパッチ(販売後調査)のデータを元に作成

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漢方薬

イライラや不安、不眠などの精神的な症状や頭痛、食欲不振、肩こり、浮腫みなどが複合的に起こる不定愁訴には漢方薬がより効果を示す場合があります。体質や症状にあった薬を処方します。

更年期障害によく使われる漢方薬

体質 更年期症状
当帰芍薬散 比較的体力が乏しい
冷え性
疲れやすい
頭痛、めまい、倦怠感、肩こり、浮腫み
加味逍遥散 体質虚弱
疲れやすい
便秘がち
イライラ、精神不安、不眠、発汗異常
のぼせ
桂枝茯苓丸 比較的体力あり のぼせ、肩こり、発汗、頭痛、、めまい、
足の冷え

副作用

いずれも発現頻度は不明

当帰芍薬散 発疹、掻痒感
肝機能障害
食欲不振、胃部不快感
悪心、嘔吐、頭痛、下痢等
加味逍遥散 発疹、発赤、そう痒感
肝機能障害
食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等
偽アルドステロン症、ミオパシー
腸間膜静脈硬化症(10年以上の長期服用)
桂枝茯苓丸 発疹、発赤、そう痒感
肝機能障害、黄疸
食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢等

料金

HRT(ホルモン補充療法) 漢方
保険適用
料金 およそ1,100円/月 およそ600円~1,100円/月

更年期障害の治療に使用する薬は、HRT(ホルモン補充療法)、漢方ともに保険適用が可能です。3割負担の方では、1か月あたりの薬代はおよそ600円から1,100円程度の負担となります。(診察代は別途)


更年期の症状かな?と思ったら早めに治療を開始することをおすすめします。

是非、当院へご相談ください。

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監修者情報

宮島慎介

宮島慎介 医師

所属学会

日本産科婦人科学会 専門医
日本乳癌学会 認定医
日本乳がん検診精度管理中央機構 マンモグラフィ認定読影医AS判定
日本癌治療学会 会員

2016年の開院以降、現場の臨床に即した婦人科及び乳腺治療にあたる。年間に約3万件の婦人科検診、子宮がん検診や乳がん検診(読影のみを含む)を行い、年間約1,000件の検診異常の精密検査を行う。傍らでは執筆活動、学会出席、講演などにも対応。

\オンライン診療も受付中/

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